『アジア「窓」紀行』（草思社 2022）

"A Journey Through The Windows Of Asia "

『アジア「窓」紀行』（草思社 2022）
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大学院休学中の2015-16年におこなったアジア11カ国（中国-ラオス-タイ-カンボジア-スリランカ-インド-台湾-イラン-ヨルダン-エジプト-イスラエル）の8ヶ月の旅を紀行文の形でまとめた書籍。4,000mの山地から砂漠まで、旅をしながら各地の無名の民家・集落を訪問し、実測やスケッチ、撮影、聞き取りなどを行った。

窓は空気や光、においや風景が出入りする装置であるが、その材料や使い方、装飾にはその土地の文化や風土が色濃く反映されている。窓を観察することで、その土地の姿が見えてくる。

「窓」に注目して文章をまとめることによって、一般の読者にも建築の面白さ、身近さを感じてもらえる本を目指した。

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This book is a travelogue of Ryuki Taguma's eight-month trip to 11 Asian countries (China, Laos, Thailand, Cambodia, Sri Lanka, India, Taiwan, Iran, Jordan, Egypt, Israel) that he took in 2015-16 when he had a gap year of master course of Waseda University. From 4,000m high mountains to deserts area , he visited unknown houses and villages in each region, taking measurements, sketching, photographing, and interviewing.

Windows are devices through which air, light, smells, and scenery can pass in and out. The materials they are made of, how they are used, and their decoration strongly reflect the culture and climate of each region. By observing windows, the character of each region comes into view.

By focusing on "windows" in the writing, aimed to create a book that would make the general reader feel the fascination and familiarity of architecture.

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